前回に引き続き、イベントコンパニオンのお姉さんを撮る方法、今回はテクニック編です。
テクニックと言っても難しいものでは全然なく、誰でもちょっとしたことに気をつけるだけでイベント会場でしっかり写真を撮れるポイントをご紹介します。
フラッシュは常にON!
コンベンションホールなど広大なホールで行われるイベントでは、ある程度の明るさの照明があるように見えても、実際に写真を撮る際にカメラが取り込める光の量はごくわずかになってしまいます。
そんな会場でフラッシュをOFFにしたままオートモードなどで写真を撮ると、上のような写真になってしまいがちです。
取り込める光の量が少ないため、カメラのシャッタースピードが自動的に遅く設定され、写真がブレてしまいます。
フラッシュをONにして撮影をすれば、上の画像のようにほとんどブレがなく明るい写真が撮れますよ。
フラッシュは常にONになるように設定しておきましょう。
一方、比較的明るくライティングがされているステージ上でのコンパニオン撮影では、あえてフラッシュをOFFにして撮るのもアリです。
会場の照明の雰囲気のままの写真を撮れるので、上の写真のようにムーディーな写真を撮ることができます。
構図を工夫する
上の写真は、しっかりフラッシュを当ててピントも合っている写真ですが、人物が小さく余白も大きいため、単調な構図になってしまっています。
こんな写真にならないようにカメラの角度を傾けるなどして構図を工夫してみましょう。
例えば、人物を斜めにフレームに入れてみるとこんな写真になります。
コンパニオンの方の衣装までしっかり入っていて、余白も少なく迫力がある写真になりますね。
人間の体はもちろん縦長なので、人物をキレイに収めるのはカメラを縦か斜めに構えて撮るのが効果的です。
ピントは目に合わせる
イベントコンパニオンの方は、露出度が高かったり刺激的なコスチュームを着用されている方が多いので、男性目線だとどうしても、そちらに目がいってしまいがちですよね。
ただ、そこはグッとこらえて、写真を撮るときはピントを被写体の目に合わせるようにしましょう。
顔にピントが合っていない写真は、ライティングや構図がどんなによくても魅力的なものにはなりません。
上の写真のように、あえて顔だけをアップで撮るのも面白いですね。この場合ももちろん目にピントを合わせて、ズバッとインパクトのある写真を狙ってみるのも楽しいです。
撮影を楽しむ
いい写真を撮るには、やっぱり自分自身が楽しみながら撮影をすることが一番重要です。
ときには上の写真のようにコンパニオンの方と一緒に写真を撮ってみるのも面白いかもしれません。
肩の力を抜いて、楽しい気持ちでシャッターを切ることいい写真を撮るためには何よりも大事です。