カメラを持つと、写真を撮るのが楽しくなってきてどんなものでも撮りたくなってきますよね。
そして、どうせシャッターをきるなら、美しいものを被写体にしたくなるもの。
そして、男子たるものやっぱりキレイな女性を撮りたくなるものですよね。
モデルの方を撮影するポートレート撮影会なども各所で開催されていますが、とは言えいきなりガチの撮影会に出かけていくのはいささか気が引ける方も多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、ショーコンパニオンの撮影です。
かくいう僕も素人カメラマンの域を出ない人間ですが、先日開催された「東京ゲームショウ2014」でコンパニオンのお姉さんたちを撮影してきましたので、撮影の仕方やコツをご紹介します。
コンパクトデジカメやスマホでの撮影もまったく問題ありませんので、ぜひポートレート撮影の練習に出かけてみてはいかがでしょうか。
コンパニオンを撮影するには?
ゲームショウやモーターショウなどのイベントでは、各ブースでコンパニオンの方がパンフレットやアメニティグッズを配ったり、ブースの案内をしてくれています。
「いきなり写真を撮らせてもらうのはマズイかな?」「仕事のジャマをしちゃうかな?」と声をかけるのをためらうかもしれませんが、そんな心配は一切無用です。
コンパニオンの方々は写真を撮られるのも重要な仕事の一つなので、遠慮せずに「写真を撮らせてもらってもいいですか?」と声をかけてみましょう。にこやかにOKしてくれるはずですよ。
撮影中も、よくグラビア雑誌の撮影風景で見るような「いいねえ~」「キレイだよ~」なんていう声をかける必要はまったくありません。
自分の撮りたいように撮影をしてしまってOKです。
コンパニオンの方もこちらの撮るタイミングに合わせてポーズや視線を変えたりしてくれます。
他のカメラマンが大勢いるときは?
せっかく写真を撮らせてもらうなら、きちんと自分のカメラに視線を送ってくれている写真を撮りたいものですよね。
1人のコンパニオンを複数のカメラマンが囲んで撮影をしているシーンもイベント会場ではよく見かけますが、よく見るとカメラマン同士で列を作るなどして順番で撮影しているのがわかります。
撮りたいコンパニオンを別のカメラマンが撮影している場合は、そのカメラマンの後ろで待機して自分の順番が来るのを待ちましょう。
自分の順番が来たら、コンパニオンの方に挨拶をして撮影を行います。
自分の後ろにも別のカメラマンが順番を待っている場合は、だいたいの目安ですが3~5カットくらい撮影をしたら次の人に順番を譲ってあげましょう。
10カットも20カットも撮ってコンパニオンの方を独占してしまうのは、マナー違反ですよ。
ステージ上のコンパニオンを撮るときは?
イベントでは、ブースの前や通路などに立っているコンパニオンの他に、ステージなど一段高いところにいるコンパニオンの方を撮影するケースも出てきます。
そういう場所では恐らく10人を超えるカメラマンが一斉にシャッターを切るような環境になります。
こうしたシーンの場合、1人1人順番を待って撮影というわけにはいきませんが、コンパニオンの方は満遍なく色々なカメラマンに視線を送ってくれます。
視線を欲しい場合は、「こちらに視線をくださーい」など声をかけてみるか、手を振るなどしてコンパニオンの方の注意を引いてみましょう。
こちらは、某ゲームに出演するセクシー女優さんたちの集合撮影です。
テレビなどにも出演している有名タレントさんたちですが…。
声をかけて視線をお願いすると、しっかりこっちを見てもらえました。
何十人とカメラマンがいる中で自分に視線を送ってくれるのはそれだけで嬉しいものです。
最後に、撮影をさせてもらったあとには、きちんとコンパニオンの方にお礼を言いましょう。
コンパニオンさんは仕事だとはいえ、こちらのために時間を割いてポーズをとってくれているので、お礼を伝えて笑顔でその場を後にするようにしましょう。