やなしゅう(@yanashu)です。
先日、『Twitter(ツイッター)』に実装された投票機能。
フォロワーに対して聞きたいことをアンケート形式の選択肢にして聞くことができる便利な機能ですが、これを使った斬新なツイートを行っているアカウントを発見したのでご紹介します。
『Twitter(ツイッター)』の投票機能の新しい使い方
投票機能の新しい使い方をしているアカウントは、@omo_please_more。
その使い方は以下のツイートをご覧ください。
退屈な入学式が終わり、初めてのホームルーム。これから席決めと自己紹介か…と、外部生で喋る相手もいない私は、憂鬱な気分で周りを見渡した。和気藹々とする級友たちに紛れて、隣に幸せそうに寝てる女子がいた。思わず見とれてしまった私は、つい「
— おもさんの百合くれbot (@omo_please_more) 2015, 10月 28
小説の一節のようなツイートの最後のセリフ部分が投票機能の選択肢になっているようですね。 さらに先のツイートを見ていくと…
「まつ毛長いな…」 綺麗に生え揃ったそれは、嫌味のない黒で彼女の瞼を縁取っていた。 結局、帰りのHRまで私は彼女の艶やかな毛並みに包まれた瞳はどのように私を映すのか、そればかり考えていた。 終業の鐘が鳴り、皆が帰り支度をする中、私は — おもさんの百合くれbot (@omo_please_more) 2015, 10月 29
先ほどのツイート内の投票で、得票数が多かったセリフから始まるツイートが…。
そして、このツイートも最後の内容は投票機能の選択肢になっています。
そう、もうおわかりですよね。
この学校の校舎は、とても大きく外観も独創的だ。となると、その中身への好奇心が湧くのも、探索に手こずるのも道理である…と、自分に言い聞かせる。迷ったわけではない。うん。 しかし茜色の空と静まりかえった廊下は、流石に不安です。ひとまず
— おもさんの百合くれbot (@omo_please_more) 2015, 10月 30
さらに続くツイートがこちら。
そう、このアカウントの人、投票機能でより多くの投票があった選択肢が示す方向へストーリーをふりながら小説を書いているんです。
フォロワーの投票がストーリーを決めていく小説なんですね。
こういったマルチストーリーのコンテンツって、今までも色々なところにあったものですが、それを『Twitter』でやってしまっているというところが面白いですよね。
投票機能を作った『Twitter』の開発者たちも、まさかこんな使われ方をするとは想像していなかったのではないでしょうか。
自分だったら、どんな風にこの機能を使うか、あなたも考えてみてはいかがでしょうか。