SNS等のWebサービスを使い始めると、だんだん友だち同士のコミュニケーションも、メールなどではなくSNS上で行われることのほうが多くなってきます。
メールは1対1のコミュニケーションになることが多いので、何というか“重い”んですよね。
それに比べて、SNSでのやりとりはライトな感覚で行えるので、気軽にコミュニケーションを楽しめて、とても使いやすいと感じます。
返信を強く要求されるメールは重い
僕にもTwitter・Facebookなどは一切やっていない友人がいて、その友人とのオンラインでのコミュニケーション手段は当然メールになるのですが、業務連絡的なものならまだしも、日頃の何でもない話題までメールで送られてくると「ちょっと重いな」と感じてしまいます。
「あのニュース見た?」とか「この動画おもしろいよ」といった内容をメールで送られてきても、興味のない話題だった場合はどう返していいかわからなくなってしまいますよね。
かといって、まったく無視するわけにもいかないし…という感じにけっこう対処に悩んでしまうことがあります。
1対1のコミュニケーションは、リアクションを刷る義務が生じてしまうので、重いんです。
SNSにはリアクションを求めないユルさがある
一方、SNSでのコミュニケーションは、基本的には自分対自分の友だち全員という、1対多の形で行われます。
すると、受け手である友だちの側も、「自分だけに送られてきてるわけじゃないから、スルーしてもいいかな」という気持ちの余裕が生まれ、興味のある話題にだけ反応すればいいというユルいコミュニケーションが行えるようになります。
メールだと重たかった「このニュース見た?」「この動画おもしろいよ」という話題も、SNSならどんどん発信していって何の問題もないわけです。
もちろん、今世の中にあるSNSにも1対1でコミュニケーションを行える機能はありますが、それもSNS上でのコミュニケーションであるというイメージからか、不思議と軽い感覚でコミュニケーションができる雰囲気になっています。
急ぎの連絡や予定確認など、いわゆる“業務連絡”的な用件はメールでもいいとして、それ以外の軽い話題はSNS上で行うのが、今時のコミュニケーションであるといえるでしょう。