やなしゅう(@yanashu)です。
LINEの新機能「OpenChat(オープンチャット)」ってご存知ですか。
「友だちでない人とも交流ができる」というサービスの特性からか、2019年8月19日のサービス開始直後から、「わいせつ画像・動画の投稿」や「出会いを求める投稿」で溢れかえり“大荒れ状態”というニュースを目にした方も多いと思います。
が、僕が試しに「オープンチャット」を使ってみた限りでは、個人情報が漏れたり危険な状態になったりするリスクはほとんどないと言えます!(自ら情報を晒さない限りは…ですが)
では、どのように使えば安全にサービスを利用できるのか、その使い方をご紹介していきます。
目次
「OpenChat(オープンチャット)」とはどんなサービス?
LINEの公式ブログにも書かれていますが、「オープンチャット」の特徴は以下の5点にまとめられます。
- トークルームごとにプロフィールを変更できる。
- トークルームごとに公開/非公開を設定できる。
- 途中から会話に参加した場合も、直前のやりとりをさかのぼってチェックできる。
- ひとつのトークルームに最大5000人まで参加できる。
- URLやQRコードで、トークルームに招待できる。
一言で言うなら、LINEのトークを友達同士ではなく不特定多数の人々で行える機能ということですね。
…と聞くと「個人情報が守られるのかが心配…」と思う方もいるかもしれませんが、上の項目にもある通り、プロフィールは自由に変更できるので、自分のIDや友達関係やその他の個人情報が漏れる心配はありません。
トークルームの作り方
それでは早速自分でトークルームを作ってみましょう。
まずは、自分のトークルームの一覧画面の右上に表示されている「吹き出し」型のアイコンをタップします。
次の画面では「オープンチャット」と書かれたアイコンをタップしましょう。
オープンチャットに関するインフォメーションの画面が表示されます。
ここで画面右下に表示されている緑色のボタンをタップします。
作りたいチャットルームの名前やアイコン、説明文などを入力し、「次へ」をタップします。
次にこのトークルーム内での自分のプロフィールを設定します。
もちろん名前は本名でなくてもOK、普段自分がLINE上で使っている名前やプロフィール画像とは全く異なるものを設定しても問題ありません。
不特定多数の人に見られるプロフィールになるので、個人を特定されにくいものにしておくべきしょう。
このような画面になったらトークルームの作成は完了です。
まだ自分しかメンバーはいないので、当然何の会話もない状態ですね。
作ったトークルームに他の人を招待するには、画面右上の「三」マークのアイコンをタップします。
次に表示されるメニュー画面では「招待」を選択します。
すると、このトークルームへアクセスできるQRコードが表示されるほか、画面下部にはLINE上でそのリンクをシェアしたり、コピーしたリンクを他の場所へ貼り付けてシェアすることができるようになります。
トークルームに招待したい人が見ている場所へリンクを貼り付けて、どんどん参加者を増やしてみましょう。
他の人が作ったトークルームへの参加方法
もちろん他の人が作ったトークルームへも参加することができます。
…が、サービス開始当初からの“大荒れ”の影響で、8月末現在ではLINEアプリ上で他のトークルームを検索したりすることはできません。
検索はできませんが、トークルームのリンクを確認できればルームに参加することは可能です。
例えばTwitterなどで「オープンチャット」で検索すると、Twitterユーザーが作成したトークルームのリンクが色々とヒットするので、気になるルームを見つけたらリンク先へアクセスしてみましょう。
リンク先へアクセスするとこのような画面が表示されるので、先へ進む場合は「LINEで開く」をタップします。
LINEアプリでトークルームへの参加画面が開くので、参加する場合は「参加」をタップします。
このトークルーム内で使用するプロフィールを設定します。
これまでに設定したプロフィールとは異なるものでも問題ないので、好きなプロフィールを設定しましょう。
これでトークルームへの参加は完了です。
投稿はこのように、通常のLINEトークと同様に行うことができます。
トークルームに参加している他のユーザーのプロフィールはこのような形で表示されます。
LINEの友だちのように電話をかけたり個別にメッセージを送ったりすることはできません。
「OpenChat(オープンチャット)」を安全に使うための注意点
オープンチャットでは既にご説明したとおり、通常のLINEアカウントとは別の名前や写真を設定したプロフィールを使用することができます。
オープンチャットを安全に使うためには、プロフィールに自分の個人情報を知られてしまうような情報を含めないことが第一です。
また、もちろんトークルーム内で行う会話にも、自分の名前や顔写真、住所や電話番号を書き込まないように気をつけることが重要です。
個人情報を自ら明かしてしまわないように気をつけながら、友だち以外の不特定多数のユーザーとの会話をオープンチャットで楽しみましょう。